シアターコクーンで上演中の「どん底」を観る。
ロシアの文豪ゴーリキーの代表作であり、黒澤明監督が映画でリメイクしたこの作品。
どん底で暮らす人たちを描く群像劇で、
どん底とは何ぞや?と深く考えさせられました。
もうすっかりどん底の人生にも慣れっこで、
明日への希望も夢も持ち合わせていないように見えて、
ある日ふらりと現れた老人の「いい話し」に熱心に耳を傾ける。
一筋の光りを見つけると、途端に人間は生き生きしてくるものなのだなあ、と思った。
何度もどん底にたたきつけられようと、夢を見ることだけは忘れちゃいけない。
たとえ、それが叶わないとしても。