まいちゃんからお借りした、大宮エリーさんの「生きるコント」。
エリーさんの人生、面白すぎる!
大御所の俳優さんたちとのエピソードも、
飛行機で居合わせた初対面の夫婦とも、
その日のうちに心の交流が生まれる。
人との接し方が素敵!見習いたい!
オノ・ヨーコさんの新刊「今、あなたに知ってもらいたいこと」。
本屋さんで、一際オーラを放っていたので、手にとってすぐレジへ。
書かれていることは とてもシンプルなんだけど、
彼女の生きてきた人生を想いながら読むと、
そのシンプルなことを実行するのが どれほど大変だったかと。
あの日、夫・ジョンレノンが撃たれたすぐあとに、
自分に向かって弾が飛んでくるのが、一瞬見えたそう。
横にずれていたから当たらなかったけれど、
犯人は、まずジョンレノンを、そして次にオノヨーコを
やろうという考えではなかったのかと。
これは「陰と陽の関係」という章に書かれているもので、
二人は同じ思想を持っていたのに、自分が殺されなかったのは、
ふたりの関係では、ジョンが「陽」のパワーを持つ人で、
彼女が「陰」の役割をしていたからではないかと、彼女は考える。
「そのことを思うと、妙に悲しい思いになります。」と。
オノヨーコさんにも弾が飛んできていたことを初めて知った。
それがどれほどの恐怖だったか計り知れない。
そしてまた自分だけが殺されずに生きていることを
彼女なりに考えて、悩んで・・・
出した結論なのだろう。
陽が当たるからこその宿命。
深く考えさせられる章だった。
梁石日著「睡魔」。
マルチ商法にはまってゆく人々を描いた作品。
だめだ、間違っていると分かっていても、はまりこんでゆく主人公。
「睡魔」というタイトルは、
運転していて「ここで寝ちゃいけない、危ない」と思っている時こそ
襲ってくる“睡魔”と だめだと分かっていてもはまり込んでゆくマルチ商法の怖さを
重ね合わせているのだそう。
仕事に誘うための研修会のリアリティや熱気がムンムン伝わってきて、
怖くもあり、読んでいて途中で洗脳されそうにもなりました(笑)
体験学習ができるとともに、
人間の甘さ、欲深さ、そして弱さを見せつけられる小説です。